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2023年夏に始めた保護猫活動ボランティア。
Fluv Japanを設立するに至ったのは、この保護猫活動のボランティアが大きなきっかけでした。仕事がリモートワークがメインでほぼ在宅していることもあり、まだ離乳していない子猫を複数匹同時に預かることが多いのですが、ミルクを飲んでいる期間は数時間ごとにミルクをあげ、離乳食が始まっても1日4〜5食でご飯をあげます。そのため、乳飲み子は完全に離乳するまでは、なかなか、長い時間家を留守にすることができません。
一方で、仕事もしているので、どうしても急な外出や、出張が発生してしまうこともあり、その間、子猫のお世話をしてくれる友人を探すのに苦労していました。そこで、ペットシッターにお願いすることを考えましたが、どのサービスを使っていいか分からないし、それぞれ問い合わせをして、何度かやり取りをして見積依頼をしても、ペットシッターが希望の時間で見つからないことも多くありました。というより結局、実際依頼できたことはありませんでした。依頼する手間はかかるのに、ペットシッターは見つからない。もっと気軽にペットシッターを探せるようにしたい、いいサービスがないなら自分で作ろうと考えていた矢先に、Candaceとの出会いがありました。ペットに対する思いとFluvの理念に共感し、アプリ上で気軽に簡単に安全にペットシッターを探すことができる便利さに感銘を受け、私が日本でFluvを広げていきたいと思いから、Fluv Japanを創設するにあたりました。
Fluvはすでに台湾、香港で実績のあるペットケアサービスです。台湾、香港でのノウハウやメリットは活かしながらも日本の商習慣にあったサービスを日本向けにカスタマイズして提供していきます。
大事な家族とできるだけ一緒の時間を過ごしたい、そうは言ってもどうしてもお留守番してもらわないといけないシーンは発生します。離れているときはお互いに不安ですし、安全に快適なお留守番生活にしてほしい、お留守番が苦にならない、Fluvを通して、そんな状況を提供し日本のペットケア市場を充実させていくことが私たちの使命だと考えています。
Fluvは、「飼い主がどこにいようとも、全てのペットが愛され大切にされる世界をつくる」という、シンプルかつパワフルな目標でスタートしました。当時ロスに住んでいた創業者のCandace(キャンディス)は、愛犬や愛猫たちをペットホテルに預けるたびに、ペットが不安がる姿を見て、常に他に手段がないのか模索していました。信頼して預けられるペットケアが見つからず、旅行していてもペットの心配をしてばかり。そんな中、ある日ペットシッターと繋がれるアプリを見つけ、飼い主として安心感を得られました。それをきっかけに、自分も他のペットや飼い主の役に立ちたいという思いから、シッターとして活動し始めます。
一方、日本やアジア圏では、安心して預けられるペットケアサービスがあまり普及していないのが現実でした。そこでCandaceはアジアに移住し、なるべく多くのペットが愛される手段の提供を目標に、意を決して、動物好きが集まり仕事ができるプラットフォーム『Fluv』を立ち上げたのです。Fluvという名前は“fluffy love (もふもふの愛)“を意味します。
ある機会をきっかけに、Candaceは日本の共同創業者であるHiromiに出会います。Hiromiは動物をこよなく愛しており、フォロワー10万人超えのインフルエンサー犬「くるみ」の飼い主でもあります。また、Hiromiは保護猫の預かりボランティアをしながら、里親探しの活動も熱心に行なっています。彼女もCandaceと同様に、出張や旅行などの際に信頼して預けられるペットシッターが見つからず、もっと安心して利用できるペットケアサービスの必要性を強く感じていました。
共通の目標を掲げ、CandaceとHiromiは日本にFluvを設立。すべてのペットが愛され大切にされる世界を目指し続けています。2023年には、ペットケア業界における革新的な取り組みが評価され、創業者Candaceは Forbes Asiaの「30 Under 30」に選抜されました。現在では、Fluvを通してアジア全域でペットケアのあり方を改革し続けているだけでなく、ペットオーナーたちが簡単に、信頼できる、愛情たっぷりなシッターを見つけられ、何よりも心から安心して大事なペットたちを預けられるアプリ環境を提供しています。